私は、岡田准一さん主演の「軍師官兵衛」から毎年大河ドラマを見ています。
2021年の大河ドラマ「青天を衝け」は2022年9月現在でも私の中に濃く残っています。その「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一「論語と算盤」を今、少しずつ読んでいるほどです。
この「論語と算盤」の中で、「人間と動物の違いは?」という問いに触れています。
さて、人間と動物との違いは何だと思いますか?(人間も動物の一種だとか言わない)
もしかしたら多くの方が想像されたかもしれませんが、私は「言葉を使える」ではないかと思ったんですね。(犬語があるとか言わない)
大昔の海外の話ですが、人間がどのように言葉を覚えるのか興味を持った王様の指示で、行われた実験があるようです。
赤ちゃんを人に触れさせずに育ててみた結果、一般動物のような声はあげるものの、言葉を発することができなかったとか。
想像は難くないと思います。
では、大人に囲まれ、学校では同級生に囲まれて育つことのできた私たちはどうでしょうか。
オトナになればなるほど、言葉の引き出しは人によって大きく差があるように思います。せっかく同じように読み書きを教わったのにもかかわらず、です。
ちなみに個人的には、俳優の高橋一生さんの語彙力は素晴らしいなぁと思っていて、たくさん本を読まれているんだろうなと勝手に想像します。
SNSで感動や驚嘆などを表すとき、例えば「すごい!めっちゃすごいとしか言いようがない!!!…ああ、自分の語彙力のなさよ…」のように、自身の語彙力のなさを表す人がいます。
これって要するに、言葉で表しがたいくらいすごいことなんだということは伝わりますが、いつもいつもそのような表現方法しかないとすれば、やっぱり、語彙力はあった方が賢く見えませんか?
なにも難解を解くとかじゃなくていいんです。高橋一生さんって、クイズ番組に出ていなくても、インタビューで話されるだけでも頭の良さを感じませんか? 落ち着いて自身の意見を、的確な言葉で表されています。
人って無意識に、「年齢を重ねた分、思慮深い人のはずだ」と期待すると思うのですが、オトナになるにつれて語彙力は増やすつもりでいないと、ただ、顔に年輪だけが刻まれるだけ。
まずは本を読むだけでいいので、語彙力を増やしてインプットし、言葉の引き出しを作りましょう。
そしてブログなどを書く。アウトプットですね。アウトプットしないと身につきません。そしてブログのような、ある程度の長さが書けると「力」になります。
be Smart では、ブログ添削も行っています。まずは1ヵ月からでも見直してみませんか。
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