シニアのセカンドキャリア構築にも言語力や表現力は必要なスキル

シニアのセカンドキャリア構築にも言語力や表現力は必要なスキル

今、セカンドキャリアとして自身のスキルや趣味を活かした活動をされるシニアの方が多いそうです。

ほとんどの方がきっかけとして、年金だけでは心許ない(というか、むしろ苦しい)とおっしゃるのですが、そこで立ち止まるのではなく、ご自身のスキルの棚卸しをして、様々な活動をされていることを知って、カッコイイ生き方だなと感じました。

例えば、このような活動をされているシニアの方々がいらっしゃいます。

  • 美容に関心の高い70代女性がYouTuberとしてメイク情報を発信
  • プラモデルを作るのが好きな80代男性が「作って販売」までを行う
  • 保険会社に勤めていた経歴を生かして、保険について学べる講演活動を行う男性
  • 筆文字で居酒屋のメニュー表を作成し、月15万円の収入になっているという男性

みなさん、「身体が動く限りは続けたい」とおっしゃっていて、それはもう生活するお金を稼ぐだけでなく、その活動の向こうにいるお客さまとかファンの人とのコミュニケーションも楽しくて生き甲斐だとおっしゃっていたのが、印象的でした。

目次

シニア(熟練者)のスキルは重宝される

シニア(熟練者)

「日本最大級のスキルマーケット ココナラ」というサイトはご存知でしょうか。

個人がそれぞれのスキルを活かしたサービスを、オンライン上で提供されています。

坂本

例えば私の「ビースマート」のロゴも、ココナラに出店されているロゴ制作専門のデザイナーさんに依頼しました。

サイト内のメッセージ機能で、こんな感じで…と要望を出したり、デザイナーさん側からはいくつかご提案くださったりと、テキストや画像のやり取りのみで完結しました。

他には、営業代行しますとか、エクセルの使い方を教えますというビジネスに役立つものから、占いや「話し相手になります」といったものもあり、最大級をうたっているだけあって、ここにないものはないのではないかと思うくらい多岐にわたります。

この「ココナラ」にもスキルを持ったシニアの方々が登録して、出店されているようなんですね。

何かを学びたいとか依頼したいって思ったとき、熟練者のスキルや経験は重宝されます。

日本って世間一般的には若いというだけで魅力になる風潮がありますが、教える人となれば、そうとも限りません。

坂本

年齢を重ねているからこその経験や知恵があったりしますから、それは若者がどんなに頑張っても勝負にすらならないところです。

高齢者の方々に向けて体操教室を何か所かで開講していたことがあるのですが、どの教室でも70代の方々って本当に“若者”として周りの方から見られているんです。私からすれば70代って人生の大先輩なのですが、現場では周りから「若いね~」なんて声をかけられている光景を見ると、人生100年時代ってまさに「今」なんだなと痛感したものです。

シニアのセカンドキャリアに表現力が必要になる理由

文章力を高めるシニア

シニアになってからセカンドキャリアを築こうとした人たちが、自身のスキルや経験を活かして収入に繋げるためには、YouTubeの使い方やそれこそ動画の編集方法を学ぶとか、サイトに登録して使い方を知るなどのステップをクリアしていく必要がありますが、共通しているのは、表現力を磨いておく必要があるということです。

スマホやPCを使わずに、セミナー会場で講座を開くにしても言えることですね。

表現力と一言でいいましたが、具体的には次のようなことです。

  • 文字(テキスト)でのスムーズなやり取りができる文章力読解力
  • わからない人にわかるように話す言語力伝達力

メールなど文字だけでのやり取りが苦手な人は多いです。

そういう方は、電話などでしゃべった方が速いと思われていますし、「文字だけだと誤解が生まれる!ちゃんと電話で話すべきだ」と言いますが、

坂本

「話せば誤解は生まれない」とも言い切れないですよね。

実際に「ココナラ」の受注発注はすべてメッセージのみで、相手の電話番号などの個人情報はわからない形になっています。

これで金銭のやり取りから業務遂行までを完結できているのです。

直接会うにしろ、電話にしろ、しゃべって話しを進める場合は、その時々の言葉のキャッチボールで何とでもなりますが、文字でのやり取りを成立させるには、なるべくラリーは少ない方がいいことを考えると、自分のターンの時に的確に要点を伝える必要があります。

坂本

つまり、初めからゴールを見越してやり取りが行われるわけです。

また、メールでのやり取りの中で、とにかく返信が遅いのも印象がよくありません。

実際に「ココナラ」では、「○日以内にお返事がない場合は、取引終了とさせていただきます」という注意書きも見受けられます。

まだガラケーが主流だったころは、「メールは読む人の好きなタイミングで読める、急ぎの連絡であれば電話がかかってくる」という感覚もあったかと思いますが、今は様々なチャット機能があって、スマホがオンになってさえいれば、簡単に見ることができます。

電車の中でも食事中でも、人によっては入浴中もトイレでもスマホを見ているのに、「メールに気づきませんでした」とか「返信する時間がなくて」とか言って2日も3日も放置することは、考えにくいです。

それでも文字でのやり取りが苦手な人は、メールをチェックする習慣がない人もいるかと思いますが、返信する内容を考えるのに非常に時間を要する人も多いのではないでしょうか。

要点や自分の考えをまとめる力、それを言語化する力が乏しいことから、頭の中だけでグルグル考えてしまい、「もっとゆっくり時間が取れるときに考えて、それから返信しよう」となるのです。

すぐに感情的になってしまう人にとっても、冷静に想いや考えを言語化するのは難しいかと思います。

学ぶタイミング

シニアの学び

わからない人にわかるように話す力は、実は経験を積めば積むほど忘れがちになるという落とし穴があります。

経験値が高いからといってみんながわかりやすく話せるわけではなく、そこは切り離して考えた方がいいと私は思います。

熟練度が増してくると、初心者が何を知りたがっているのか、何につまずいているのか、初心を忘れてしまうことがあるんですね。

自分があまりにも当たり前にできるようになったからです。

坂本

私の例を挙げると、領収書の書き方でハッとしたことが何度かあります。

この「ビースマート話し方講座」の他に、腸活の協会の代表を務め、そこでセラピスト養成スクールを開講しています。

ここのスクール卒業生がサロンをオープンしたら、普通にお客さんとして施術を受けに行くことがあるのですが、そこでいただく領収書の書き方が間違っていて書き直してもらったことがあります。

彼女たちにしてみれば、今まで携わってきた仕事の中で領収書をきったことがないから教わる機会もなかっただけで、まさに今が教わるタイミングだったということですが、私は社会人1年目から領収書の書き方を教わってきただけに、当たり前の尺度が違ったんですね。

初めて領収書を書くなら、念のために事前にネットで見ておいてほしいとも思う気持ちもなくはないですが、領収書を見ることはあったと思うので「どう書けばいいか、わからない」ではなくて、「こんな感じだろう」と思い込んで書いたのだと思います。

坂本

彼女たちに対して、別に勉強不足だとかは一切思っていません。これがタイミングだっただけです。

これは、セラピスト養成スクールの中で、カウンセリングの仕方やOJT研修を行ったにもかかわらず、「領収書の書き方は知ってる?」という確認は私には思いつかなかったという気づきです。

長年、金銭のやり取りを伴う接客業をしてきた私にしてみれば、今思えば、そういう経験がない彼女たちとの会話から想像すれば、気づくことができたのではと思うこともありました。

スキルを伝えるための表現力・言語力が必要

伝える力

この業界でたくさんの知識と経験を身につけてきたから、それを伝える仕事をしようと思ったときに、まだ何の知識も経験なかったころの自分を思い出して、何をどのように伝えると届くのかを想像することも、大切なスキルだなと思います。

セカンドキャリアとしてだけでなく、副業がしやすい時代にもなりましたので、そこでご自身の持つ能力を発揮したいと思われている方も多いでしょう。

坂本

そんなときには必ず「言葉」というツールが必要になります。

話し言葉か書き言葉かは、状況によって違いますが、人に伝えるには、伝わるような表現力を身につけましょう。

そうすることで、お相手にも「わかりやすい!」と喜ばれますし、伝わることであなたもまた喜びを感じ、生き甲斐として続けることができます。

あなたが舞台で輝くことができるのです。

届けるための言葉選びや表現力を磨きたい方は、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

兵庫県生まれ、大阪在住。話し方&書き方講座やコンサルティング 兼 腸セラピスト養成スクール講師、自身もサロンでセラピストとして活動中。趣味はダンス、マンツーマンでレッスン受けてます。

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