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【大人向け】国語力をつける方法!社会生活のすべての土台となります。

【大人向け】国語力をつける方法!社会生活のすべての土台となります。

先日、保育園児のお子さんがいる友達とお茶していて、このようなお話しを耳にしました。

「今は国語が熱い!」

子供の頃から英語を習わせるっていうのはイメージできますが、そのような教育を行ってきたお母様(友達のママ友)が「結局は国語が大事」とおっしゃったそうです(又聞きです)。

学生時代に翻訳家を夢見た私も、国語が大事っていうのはよくわかるんです。

英語を訳すときに、いかに日本語を知っているかが鍵なんですよね。

海外でずっと過ごすというのなら、英語が必須になりますが、少なくとも日本で生活をして、日本人に囲まれて仕事をする可能性があるのならば、日本語(国語)力を伸ばすことをオススメします。

坂本

それは大人になった私たちも、です。

ただ、生まれてからなんとなく喋れているし、なんとなく文章も書けているから、改めて国語力を伸ばすといわれても、ピンと来ないかもしれません。

私自身、中学時代に国語の点数が低かったのですが、「なぜ英語より国語の点数が低いの?どうやって勉強したらいいの?」と戸惑ったことがあります。

このブログでは、国語力を伸ばした方がいい理由と、伸ばし方をお伝えしますね。

目次

国語力が乏しいとこうなる!?

国語力を伸ばした方がいい理由の前に、国語力が乏しい場合に陥る状況を考えてみましょう。

「ご遠慮願います」を理解できない

コンセント

例えば、「店内のコンセントのご利用はご遠慮願います」という掲示物が貼ってあったとします。

スタバのコンセントは使ってくださいと言わんばかりに設置してありますが、もちろんそういうお店ばかりではありませんよね。

国語力が乏しいと、

遠慮してくださいってことは、禁止されているわけではない

と読みとってコンセントを使っちゃうパターンです。

コンセントではないですが、実際に「ご遠慮願います」の意図を理解できなかった女性がTwitterで軽く炎上しておりました。

トイレでのお着替えはご遠慮願います」もそうです。

「できれば着替えに使わないでね、どうしてもっていうときは仕方ないけど」というより、「ここで着替えないで!」という注意喚起であることが伝わらないので、様々なシーンでルール違反を犯してしまうことになります。

坂本

そもそも、遠慮してって言っているのに、遠慮しないのもどうかと思いますが

具体的な指示がないと動けない

指示を待つ

社会に出た時に一番困るのはこれじゃないかと思います。

アルバイトでも正社員でも、特に一年目は色々な指示を具体的に受けますが、徐々にその指示が抽象的になってくるはずです。

「あの棚を整理しておいて」の指示で動けるか、棚の中身をどうするか、一つずつ教えてもらえないと動けないかの違いで、後者が許されるのは入社して間もない頃のみです。

国語力が乏しいと、相手の言わんとしていることが理解できないので、どうしても仕事には影響してしまいます。

「なんで、もっと具体的に教えてくれないんだ!」と腹を立てて転職しても同じです。

坂本

単純作業しかできなくなる…これは避けたいですよね。

国語力が伸びると得られるメリット

では、国語力を身につけるとどんないいことがあるのでしょうか。

それは、上に書いたようなルールを理解するとか、抽象的な指示でも動けるというだけではありません。

先が読める

仕事

先ほどの「棚を整理しておいて」という指示を受けたら、「この空いたスペースに、新しいチラシを入れておきますか」というように、言われていないけど相手が想定していたこと、喜ばれることができるようになります。

1のことを聞けば5くらい動けたり想像できたりするので、仕事の効率も早くなりますし、周りからは信頼してもらいやすくなります。

失敗やミスも次に生かせる

ミス

仕事をする上で、失敗やミスはつきものですよね。

失敗してしまったときは落ち込んだり、ショックを受けてしまったりするものですが、それを二度と繰り返さないように何に気をつけるべきなのかを冷静に考える力は、国語力と関係しています。

また失敗やミスの報告をする際に、何が原因でどうなってしまったのかを第三者にもわかりやすく伝えることができます。

そうすると、誠実さが伝わります。

人のせいにしたり、うやむやな表現にしたりすると、かえって周りに迷惑をかけて信用を落とすので、冷静に分析して言語化する力が必要です。

国語力ってつまり何?

協力

ベネッセ教育情報のサイトには次のように書いてあります。

「国語力」とは「考える力」「感じる力」「想像する力」「表す力」「国語の知識」「教養・価値観・感性等」で構成される、日本語を運用する総合的な力を意味します。これには、漢字や慣用句の知識、さまざまな情緒に関する表現を理解したり使ったりする力、論理的思考力、読解力、設問に適切に答える解答力なども含まれます。

国語力って何?大人にも重要な国語力を子どものうちに伸ばす勉強法4選

ただ、読み書きするだけではなく、他者とともに社会で生きていく上で必要不可欠な力と言えますよね。

この土台をしっかり築き上げてから、様々な専門分野に進むのが望ましいと私は考えます。

大人が国語力をつける方法

読書

では、国語力はどうやって身につければよいのでしょうか。

ビースマートのブログでも何度もお伝えしていることですが、一つは本を読むことですね。

坂本

長い文章を読み、その章や段落で、結局何が書いてあるのかを理解することが大切です。

また本でもテレビでもなんでもいいので、自分の言葉で自分の考えや見た感想を表現することも、国語力をあげてくれます。

「私も○○さんと同じ意見です」ではなく、同じ意見であったとしても改めて自分の言葉で言いましょう。

坂本

「私はこう思う」っていうことが言えない大人が多いなと感じています。

それは今まで自分の意見をわざわざ言う機会がなかったというだけでなく、反対意見に対して厳しい空気を感じ取ってこられたからではないかと思います。

色んな意見があって当然ですが、言いにくい雰囲気の場もあるかと思いますので、同調圧力のない自立した環境を見つけて、そこに入っていきましょう。

それこそ、なぜマスクをつけるのか(外すのか)を自分の言葉で言えた方がいいですよね、

坂本

「みんながそうしているから」というのは思考が停止している状態ですから。

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この記事を書いた人

兵庫県生まれ、大阪在住。話し方&書き方講座やコンサルティング 兼 腸セラピスト養成スクール講師、自身もサロンでセラピストとして活動中。趣味はダンス、マンツーマンでレッスン受けてます。

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