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講師はスピーカーではなくパフォーマーになろう!

講師

先日、とあるセミナーに参加してきました。開始までの間は前方の大きなスクリーンに、講師のプロフィールやセミナー内容の概要が映し出されていました。

セミナー講師を紹介する画面では、「Speaker(スピーカー)」と表記されていました。これはこれで間違いではありませんが、これを見て改めて私は「講師はパフォーマーであれ!」というのが自分の目指すところだなと感じたのです。

目次

「スピーカー」とは?

そもそも「スピーカー」ってなんでしょう。このような説明がありますのでご紹介しますね。

  • speak:「言う」。聞き手を必要としない + 話す「行為」に焦点が置かれる
  • say:「発言する」。聞き手を必要としない + 話す「内容」に焦点が置かれる
  • talk:「話し合う」。聞き手を必要とする + 話す「行為」に焦点が置かれる
  • tell:「伝える」。聞き手を必要とする + 話す「内容」に焦点が置かれる
weblio英会話コラム

「話す」に関する単語を出していくと、「teach」とか「lecture」とか出てきますので、「講師はどこに該当するか」を考えると、もっと他の英単語が適切ですが、まずは「Speak」は聞き手を必要としないということをおさえておきます。

図では「アナウンサー」と書いておりますが、例えば商業施設でアナウンス(放送)が流れるとします。従業員への業務連絡だったり、お客さまの呼び出しだったり、内容は様々ですが、それを聞いた人が放送に対して返事はしません。放送する人も、とにかく聞き取りやすく伝えることを心掛けています。誰が話すかは問題ではないのですね。

先日参加したセミナーの講師もある意味「Teacher」ではあるのですが、そのセミナーの性質上、やはり「Speaker」だと感じました。時々参加者に挙手を促して意見を聞くことはありましたが、参加者がわかるまで教えるものではなく、誤解を恐れずにいうと「一方的に話す」という場でした。朝から夕方までいろんな講師や参加者が入れ替える会場だったので、このような流れになるのは想定内ですし、そういう会です。スピーカー、でいいんです。

ビースマートが目指す「講師はパフォーマー」

パフォーマーとは、表現者のことを指します。ビースマートでは、講師(人前で話す人)は表現者であれ!と思っています。イメージはTED。価値のある話しを大勢の前でたった一人がステージ上で話します。スライド資料を映し出すこともありますが、話し手の身振り手振りや表情が聴衆を惹きつけるのは、動画から見てもよく伝わります。

情報の中身で勝負する時代は終わりました。今からそれだけで勝負しようとすると、先人には到底敵いませんし、資金のある団体が様々な研究をし始めると、個人や中小企業は足元にも及びません。

でも聞き手の立場になるとわかると思うのですが、情報の中身だけで満足することってなくて、わかりやすくなるように工夫してくれているか、こちらを見てくれているか、わかりにくそうな顔をしていたら臨機応変に表現を変えてくれるか、というところまでを見ています。なんなら、場の空気を読んで、「ここだけの話なんだけどね」というオマケがもらえるのもライブならでは。こんな人間味あふれる講師なら、また話しを聞いてみたい!ってなりますよね。

ビースマートが目指しているのは、「講師はパフォーマーであれ」です。独りよがりな独演会をするのではなく、聞き手と一緒に会場を作るつもりで人前に立ちましょう。

セミナーをすることになったら、内容だけでなく、それをどう伝えるかという設計(デザイン)も必要です。また当日の流れに応じて、急遽これを足そうとか、反対に時間が押した場合はここをカットしようという準備あると、尚よしですね。

今よりワンランク上のセミナー内容を届けたい!そう思われる方にはビースマートがサポートさせていただきます。

先生の話し方
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この記事を書いた人

兵庫県生まれ、大阪在住。話し方&書き方講座やコンサルティング 兼 腸セラピスト養成スクール講師、自身もサロンでセラピストとして活動中。趣味はダンス、マンツーマンでレッスン受けてます。

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