メールやLINE、チャットなど文字だけでのコミュニケーションでも、実際の会話でもとっても気になることが…
それは、「丁寧な言葉を使えばいいってもんじゃない!」ということ。
自戒を込めて…ですが、2つ挙げさせていただきます。
1.行動に配慮がない
(例)明日のお約束はその後の時間に予定が(後から)入ったので、途中で抜けさせていただきます。
場合によっては、途中抜けしてもOKなことってあると思うので、「途中から抜ける」ことは今回NGとはしません。
ここで言いたいのは、言葉遣いです。
それを覚悟で書いているのですが、何が言いたいかっていうと、「途中抜けするなら、他の日程で参加できませんか?」ってことも、ありますよね。
この一文だと確かに丁寧な言葉遣いなんですけど、「私との約束はその程度か」っていう感覚を相手に与えてしまうこともあるの、お分かりいただけますでしょうか。
やはり、約束をした順番に「約束を守る」というのが、礼儀であり、信頼に繋がると思います。後から入った予定のせいで、先に約束したあなたとの時間を短くさせていただきますというのは、できれば避けたいところ。
とはいえ、どうしても優先順位を考えたら、途中抜けはやむを得ないこともありますよね。そんなときは、「恐れ入りますが」「すみませんが」などのクッション言葉を入れるといいです。
文末に配慮のある言葉を入れるのもいいですね。「~~させていただきます」で終わると、プチンと切れる印象がないですか(私だけ?)。「またこのような機会があればお誘いください」とか、「申し訳ありません」と気持ちを最後に表す方法もあります。
なんせこの一文は、「私はこうします」という連絡事項だけなので、そこに申し訳なさが微塵も現れていません。円滑なコミュニケーションを築くのであれば、もう一言ほしいです。
2.不要な行動を促す
こちらは5日10時~と6日10時~が空いてます。ご都合いかがでしょうか。
5日10時~が希望です。坂本さんのご都合をご確認ください。
↑
これ、実際あったことなんですが、Aさんの言う「坂本さんのご都合をご確認ください」って必要ですかね???
いらないですよねー。
「いや、むしろこっちが提案したんだけど!」ってなりません?笑 私の心が狭いのか?笑
丁寧な言葉遣いであればそれでいいってわけではない。
これって聞いた側は注意しづらい、ということは話し手は注意してもらいにくいことなので、改めて意識しましょう。
雑談から練習することができる「オンラインリハーサルスタジオ」、ぜひ一度お試しくださいね。
コメント