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ビジネスプランコンテスト【ビジコンOSAKA2022】を視聴して気付いた、プレゼンターが気をつけたいこと。

ビジネスプランコンテスト【ビジコンOSAKA2022】を視聴て気付いた、プレゼンターが気をつけたいこと。

ビジネスプランコンテスト【ビジコンOSAKA2022】を一般視聴枠で視聴しました。

大阪市内での起業や第二創業であれば、全国どこからでも応募できるビジネスプランコンテストです。ベンチャー部門とリノベーター部門それぞれ4名ずつの計8名が登壇し、1人7分のプレゼンが行われました。

観光業や建設業、ペット産業、幼児向け教育などなど、中には私の生活に直結しないものもありましたが、それでも課題にはとても共感し、解決策も大いに期待したものばかりでした。

坂本

これが「共感の渦に人を巻き込む」ってことなのかなと感じました。

内容はどれも素晴らしく、ワクワクを共有させていただいたので、このブログでは話し方講座を行っている私目線で、感想を述べたいと思います。

目次

プレゼン時の時間管理はとても大切

砂時計

1人7分の持ち時間があり、タイムキーパーの方が終了1分前くらいに一度呼び鈴で合図を送り、7分経った時点で呼び鈴を複数回鳴らしておられたのですが、7分以上(体感としてさらに3分くらい)話したり、呼び鈴で終了の合図が鳴ってから、慌ててスライドをさくさくと早送りのようにめくられたりしていた方が、やや多いように感じました。

プレゼンって大事な部分が後半にあることが多いので、アイデアが浮かんだきっかけや想いなどは十分伝わるものの、事業を行っていく上での肝心な部分が印象に残らないのはもったいないですよね。

坂本

プレゼンに限らず、30秒だったらこれくらい、1分だったらこれくらい、5分だったら…と時間感覚を身につけたいものです

何度も何度も練習して、ペースをつかんでおくのが大切ですが、発表者のプレゼンを聞いていると、熱い想いやツラかった経験を思い出して感極まってしまい、スローペースに落ちる様子も見られました。

フィラー(えー、あー、などの無意味なつなぎ言葉)に注意

プレゼンテーション

しゃべり言葉の合間に時々(人によってはしょっちゅう!)「えー」とか「あー」とかを挟む人っていますよね。

誰でも言ってしまうことですし、少しくらいなら気にならないのですが、あまりにも多いと耳障りになってしまいます。

ただ、これは無意識で言ってしまっているので、客観的に指摘を受けて初めて、そのクセを直そうと思えるのではないでしょうか。わずか7分のプレゼンで、この無意識なつなぎ言葉を多発してしまうと時間がもったいない!

坂本

かく言う私も、「えー」がとても多かったんです。

腸セラピストとして起業して2年目の秋。地元で健康セミナーに登壇することになり、母親が参加してくれることになりました。

終わってから感想を聞いたら「えー」が多いことを指摘してくれたのです。

このときは本当に無意識だったのです。身内だからこそ言えたんでしょうが、指摘してくれて本当によかったと思っています。

そこからは「えー」と言いそうになると、意識してしゃべるのを止めました。

なるべく一文を短くし、無言の時間が生まれることも恐れないようにしたら、自然とつなぎ言葉が減っていきました。

情熱はちゃんと届く

情熱は届く

生活の様々な場面で不満や不便を感じたことがある人は多いと思うのですが、そのネガティブな感情で終わらずに、「じゃあもっとこうなったらいいのにな」を想像して形にした、エネルギーにあふれている人の言葉には力があります。

坂本

ビジコンなので、実現可能であると踏んだ数値予測を見せる場面もあります。事業として成り立ちます!という根拠を見せる必要があるのです。

ただそこには「稼いでやる!」というニュアンスはなくて、市場が大きくなればなるほど、困っている人が減る、笑顔になる人が増えるんだということがその言葉や表現からよく伝わりました。

私たちが当たり前に使っているスマホやPCだけでなく、ペン1本をとっても、「こうだったらいいな」を追求した先に生まれた素晴らしいものですよね(墨と筆で書くのは大変!)。

人の欲望や願望が豊かであればあるほど、未来は発展や希望、ワクワクに満ちていきます。

プレゼン時の声の出し方・大きさ

マイク

最後に声の大きさです。みなさんはマイクを通して話されていましたが、それでもお腹から声を出して、マイクに頼らずに声を前に飛ばしているのが伝わりました。

私がお世話になっている出版社の方がこのようなことを話されていたのを思い出しました。

「遠くの席の人にわかってもらおうと思って話していない人がいる。言葉を口から出せばいいという感覚だと、それって自己満じゃないですか」

舞台役者の稽古では、声を大きく出すという訓練はあまりしなくて、遠くの人に飛ばす(届ける)ための訓練はよく行います。

このとき、距離が近い人に対しては、うるさくならないように、でも確実に聞き取れるように発する練習をするんですね。

ただしゃべる、口から声を出すというのではなく、聞き手にしっかり伝わるようにという意識は、どんな場面でも忘れないでいたいものです。

おわりに

実は私も、ビジネスプランコンテストに応募したことがあり、ファイナリストにまで進めた経験があります。

このときにプレゼンしたのがまさにこの『ビースマートの話し方講座』です。

タイトルで「話し方講座」と出ると、アナウンサーのようにしゃべるものかと思われがちですが、私のプレゼンを聞いてくださった中小企業診断士の方々や他のファイナリストの方々に「わかりやすくて聞き取りやすいプレゼンだった」と言っていただけ、当日ご一緒したファイナリストであり、モノづくり事業をされている男性経営者様は、この後にサポートをお申込みいただきました。

自分の事業のプレゼンは、その事業を知らない人にわかりやすく伝えることと熱量がとても大切で、それは決して「キレイな話し方」じゃなくてもいいんだと、自身の経験と、ビジコンを視聴したことで改めて感じました。

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この記事を書いた人

兵庫県生まれ、大阪在住。話し方&書き方講座やコンサルティング 兼 腸セラピスト養成スクール講師、自身もサロンでセラピストとして活動中。趣味はダンス、マンツーマンでレッスン受けてます。

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