最近、話し方の参考書や教材がとても人気があります。話し方を学びたいという方が増えているのは、自己表現の大切さが広く認識されている証拠でしょう。特に30代から50代の方々にとって、話し方のスキルは仕事や日常生活で非常に重要です。
話し方を改善することで、プレゼンテーションや商談、日常会話まで、さまざまな場面でのコミュニケーションがスムーズになります。人との関係を良好に保ち、信頼を築くためには、効果的な話し方が欠かせません。そこで、話し方の参考書や教材を使って、自分のスキルを磨くことがとても有効です。
話し方の参考書の種類
話し方の教材は、日常会話レベルから商談レベルまで、さまざまな種類があります。初心者向けのものから、ビジネスシーンでの高度なコミュニケーションスキルを磨くための教材まで、自分のレベルや目的に合わせて選ぶことができます。
例えば、日常会話をスムーズに進めたい方には、基本的な話し方のポイントはもちろん、話す際の気の持ちように触れている本がおすすめです。きちんと話さなければとか、私はうまく話せないという気持ちがあると、いくらノウハウを学んでも言葉がスムーズに出てこないからですね。一方、商談やプレゼンテーションで効果的な話し方を身に付けたい方には、具体的なテクニックや実践的な例が豊富に紹介されているビジネス向けの教材がおすすめです。
ちなみに私は、話し方を向上するため…という動機ではありませんが、約10年前に『タモリさんに学ぶ話がとぎれない 雑談の技術』という本を、たまたま立ち寄ったコンビニの本棚で見つけて買いました。雑談って意外と難しいですよね。これは日常会話でもビジネスシーンでも役立つ話し方の参考書ではないでしょうか。
近道は話し方教室でのトレーニングがおすすめ
話し方を本気で変えたいと思っている方には、実践的なトレーニングが不可欠です。話し方のスキルは、ただ参考書を読むだけでは身に付きません。実際に話してみて、フィードバックを受け、改善を重ねることが大切です。
そのため、話し方の参考書を読んだ後、もしくは読みながら同時に教室に通うことをおすすめします。話し方教室では、専門の講師から直接指導を受けることができ、具体的なアドバイスやフィードバックをもらうことができます。特にマンツーマン指導の教室だと、話すことに苦手意識がある方でも安心して受講できますね。オンラインの話し方教室も増えていますので、ぜひ検索してみてください。
話し方の参考書を選ぶポイント
話し方の参考書は、国語の参考書とは異なります。国語の参考書は文法や語彙の知識を深めることが主な目的ですが、話し方の参考書は実際のコミュニケーションに役立つ具体的なテクニックやコツが書かれていることが重要です。
そのため、ある程度マニュアルが書かれている参考書の方が活用しやすいです。具体的なシチュエーション別の話し方や、効果的なジェスチャー、声のトーンなど、実践的な内容が含まれているものを選ぶと良いでしょう。これにより、実際の場面での応用がしやすくなります。
おすすめの一冊
最後に、話し方を学ぶための具体的な一冊として、拙著「ステージで輝くための鍵~表現力を鍛える最短ルート~」を紹介させていただきます。この本には、話し方を通じて自分の表現力を高めるための具体的な方法があります。
また「話し上手は聞き上手」と言われるように、話し手の引き出しを開けられる聞き手になるのも大切なスキルで、聞く力が備われば、相手の言いたいことの要点を理解することができます。どのように聞く力をつけるのか、それもこの本に書いております。
「話す」のは表現方法のひとつ、パフォーマンスです。そのサポート役として1冊、手に撮ってみてください。
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