話すのは情報伝達だけじゃない!夢を言葉で表現していますか

話すのは情報伝達だけじゃない!夢を言葉で表現していますか

お世話になっている経営者さんに次のようなことを言われて、思考が停止しました。

経営者

坂本さんは将来、どんなことを実現したいですか?

この「将来」というのは「自分が生きている間」くらいのスケールで、「できるかはわからないけど、こんなことをやってみたい!」という夢は何ですかと問われたんですね。

経営者は夢を描いてそれを言語化するのってとても大事であることは聞いたことがあるし、理解してはいるのですが、いざ聞かれた時に答えられなかったんです。

あなたはどんな夢がありますか。

もちろん、夢を描くのに経営者であるかどうかは全く関係のないことですが、経営者が夢を描けないようでは事業も大きくなりませんよね。

考えられること以上には大きくならないのですから。

坂本

起業する前(会社員時代)は、毎日夢を描いていました。

それを思い出してみると、

「朝はゆっくり起きて、好きな仕事をする」

「決定権が自分にある仕事をする」

「仕事をとおして同じ価値観の人と出会う」

「朝ご飯はゆったりカフェに行く」

…こんな感じでした。

朝が苦手なのがよくわかる小さな夢ですが(笑)、会社員時代には実現できなかったんですね。

それが今では全て叶えられていることを思えば、ここら辺で夢のアップデートをしようと思いました。

そんなことを頭の片隅に入れて日々の仕事をしていくと、“思い出した”かのように、夢が出てきたんです。

新たに描かれたというより、今までの人生で何度か描いたことのあるような感覚です。

坂本

何度も頭に思い浮かぶということは、やっぱり挑戦したいんだと思います。

目次

夢を語る場がない

語り合う

冒頭に戻りますが、お世話になっている経営者さんが私に夢を聞いたとき、もごもごしている私に「アウトプットする場がないのかなぁ」とおっしゃったんですね。

おそらくこのようなことを聞かれる場がない、言う場がないのではないか、と。

あなたには、夢を語れる場はありますか。

聞いてくれる人はいますか。

壮大な夢でもバカにしないで「それ、いいやん!」って一緒にわくわくしてくれる人はいますか。

坂本

私には、話せば聞いてくれる環境がないわけではないですが、夢を語る場が「ある」とは言いきれない状況です。

これは環境のせいとか、聞いてくれる人がいないとかいう周りが原因なのではなく、私自身が目の前のタスクをこなすことに必死になりすぎて、これが将来どのような形に繋がるのかという未来を描いていなかったのです。

時々立ち止まって、自由に夢を描く機会を自分に与えていこうと改めて思いました。

夢を描いたら言語化しよう

白いノート

夢はどんどん人に話していくといいって聞いたことないですか。

人に話すことによって得られるメリットはぱっと思いつくだけでもこのようなことがあります。

  • 人に話すことによって自分の頭の中が整理され
  • 聞いた人が質問してくれることによって、より具体的に考えられる
  • 賛同や協力してくれる人、人脈を広げてくれる人に出会える

夢が大きければ大きいほど、話すのに勇気がいります。

坂本

笑われないかなとか、やっぱり考えちゃいますからね。

でもそれを乗り越えて言葉にするからこそ、大きな夢に一歩近づけます。

大きな夢は自分ひとりでは叶えられませんが、夢を語ることすらできないようでは協力者も現れません。

ビースマートが目指す「話し方講座」

私が行っている話し方講座は、基礎として

「誤解を与えないようにわかりやすく話す」

「読解力を養う」

というのは相手への配慮だと思っているので必須項目ですが、ただの情報伝達(アナウンス)ではなく、話し手の内側にあるキラリと光る個性をどんどん外に出していく術にしてほしいと思っています。

坂本

だから標準語じゃなくてもいいし、目を閉じて聞いても誰が話しているかわかるくらいの個性があっていいんです。

じゃあ、内側にあるキラリと光る個性って何かって考えたときに、

「私はこんなことが好きです!」

「私はこんなことを実現したいです!」

というわくわくする夢や想いかなというところにたどり着きました。

経営者は夢を語らなければならないときがあります。

事業計画書を書くときには「これが3年後や5年後にこうなる!」という予測と夢を描くわけですが、経営者じゃなくても誰もがみんなそれぞれの夢を自由に描いて、遠慮せずに周りの人と共有できればいいなと思います。

誰かの夢がヒントになって、「それいいな!じゃあ私はこんなことをやってみたい!」と新たな夢が生まれるかもしれません。

夢を語ると見える世界がある

展望

一人ひとりが夢を描くからこそ、社会が豊かになります。

坂本

もし「今のままでいい」と国民全員が思ったとしたら、今以上に社会が発展することはありませんし、それは衰退に繋がります。

人々が「もっと便利になったらいいな」と思ったから、様々な家電が誕生したように、「こんなのが欲しい!」「あんなことがしたい!」という思いが社会を変えていきます。

反対に「あれはよくない!」「そんなことはやめた方がいい!」と抑制する言葉からは意欲も協調性なくなりますよね。

坂本

大小様々な夢を描いたら、それを言語化(書いたり話したり)していきましょう。

私はこれまであまり夢を人に語る方ではありませんでしたが、やっぱり言葉にした方が早く叶うなぁと思う経験は何度かしてきました。(ボルダリングしたいってSNSで発したら、大学の後輩と一緒に行くことができました!)

経営者の方から夢を聞かれたときは答えられませんでしたが、とても大切な質問をいただいたと思っています。

人に言いにくかったら手帳に書くとか、匿名でブログを書いてみるとかでもいいので、様々な条件を一旦忘れて、自由に表現してみましょう。

私もこれを機に言語化してみようと思います。

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この記事を書いた人

兵庫県生まれ、大阪在住。話し方&書き方講座やコンサルティング 兼 腸セラピスト養成スクール講師、自身もサロンでセラピストとして活動中。趣味はダンス、マンツーマンでレッスン受けてます。

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