セラピストの講座やスクール開講に必要な伝え方・教え方スキル

教え方

セラピストとしてのキャリアを築く中で、自分の技術や知識を他の人に伝えたいと考える方も多いでしょう。しかし、施術と教えることは全く異なるスキルを必要とします。自分の講座やスクールを成功させるためには、伝え方のスキルを磨くことが重要です。この記事では、セラピストが講座を開講する際に必要な伝え方・教え方の技術と、経験者から学ぶことの重要性について解説します。

目次

施術と教えることは別のスキル

施術においては、セラピストとしての技術が中心となりますが、教える場面ではそれを他者に分かりやすく伝えるスキルが求められます。施術の手技を行うだけでなく、その手順や理論を理解してもらうための言葉選びや説明の仕方がとても重要です。また、講座を運営する際には、受講者のレベルに応じた指導法や、効果的なコミュニケーションの取り方も必要です。
ステップアップコースがある講座なら「もっと上のレベルを目指したい!」と思ってもらえるような伝え方、長期間にわたるスクールであれば「今後の講義が楽しみ!」、終わった時には「わかりやすかった!学んでよかった!」と心が動くような工夫を心掛けましょう。

伝え方の技術を磨く方法

講座を成功させるためには、伝え方の技術を磨くことが欠かせません。そのための第一歩は、既に講座を開講している経験者から学ぶことです。スクールに通い、講師としての基礎を学ぶことで、自信を持って講座を運営できるようになります。また、ワークショップやセミナーに参加し、実際に教える経験を積むことで、伝え方のスキルを実践的に磨くことができます。

私が今も行っているのは、ある講座やセミナーに参加した時には、その内容だけでなく、全体の流れ(カリキュラム)や講師の工夫などもメモをとることです。大事なのは何を伝えるかだけではなく、どう伝えるかも重要です。わかりやすかったときも、わかりにくいと感じた時も、なぜそう思ったのかを言語化することで、自身の講座をより良いものにするために活かすことができます。

経験者から学ぶことの重要性

教える技術は独学で習得することも可能ですが、効率的に学ぶためには、経験豊富な講師から直接指導を受けることが最も確実で早く、効果的です。経験者から学ぶことで、講座運営における具体的なノウハウや、受講者の理解を深めるためのコツを知ることができます。経験者から「やってはいけないこと」なども聞けるので、やらなくていい失敗を未然に防ぐこともできますね。

まとめ

セラピストとしての技術を講座として提供することは、キャリアの幅を広げる素晴らしい方法です。しかし、施術と教えることは別のスキルであり、伝え方の技術を磨くことが成功への鍵となります。経験者から学び、自分の講座を作り上げることで、より多くの人にあなたの技術を伝えましょう。次のステップとして、ぜひ講座開講に向けた準備を始めてみてください。

私はセラピスト養成スクールの講師でもあり、現役セラピストでもありますので、これから講座やスクールを開講したいとお考えのセラピストさん、一度講座を開講してみたけど、思うように進まないと感じられるセラピストさんはぜひお問い合わせください。

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この記事を書いた人

兵庫県生まれ、大阪在住。話し方&書き方講座やコンサルティング 兼 腸セラピスト養成スクール講師、自身もサロンでセラピストとして活動中。趣味はダンス、マンツーマンでレッスン受けてます。

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