元カメラマンで、現在は家具製造業をされている男性が、話し方講座をご受講くださいました。
2022年11月に、大阪の女性中小企業診断士「ピザの会」主催のビジネスプランコンテストで、私もこの男性もファイナリストとして登壇したのがきっかけです。
このビジコンでは、私がトップバッターでした。人生初の経験でしたが、話し方講座をプレゼンする以上は、緊張を見せるわけにはいかない!と意気込んだのを覚えております。
このときの私のプレゼンを視聴してくださった男性が、後日話し方を学びたいと、ご連絡をくださったのです。
家具製造業とご紹介しましたが、カメラマンのご経験から、立ち姿勢を維持できる椅子を開発されて、開発チームを組んで改良を進められているところです。
モノづくりの方と直にこうしてお話しする機会もそうないので、椅子を作るきっかけや思いなどを伺っていると、まさに『下町ロケット』のような世界で、モノを一つ作るのにどれだけ大変なことなのかというのを肌で感じました。
こちらの男性は、計4回の受講でした。
とてもご丁寧なご感想をいただきましたので、こちらにご紹介させていただきます。
話し方講座を受講しての感想
ご指導頂き、ありがとうございました。とても勉強になりました。
坂本さんが、話し方について分析され「言語・表現・構成」にフォーカスを絞り、質問力を上げる会話力作りは、感心と為になるものでした。
話の内容をシンブルに、伝わることを念頭に置いて話すかどうかで、印象や情報の提供量が変わってくると感じます。
表情・音程・姿勢は印象に直結する要素であり、納得するものでした。
現在地―目的地を明確にして、ギャップを埋めながらゴールを目指すなど、その通りだと思いました。有難うございます。
話し方講座を受講した理由
実は、坂本さんと出会ったビジコンの頃に、他人と上手く話すことにストレスと、不甲斐なさを自覚しており、自分を変える努力が必要であると感じておりました。
元々、スタジオカメラマンであったため、職人として孤独に被写体である商品や人物を撮ることを仕事にしていたので、他人と交わることから逃げていた人生であったと思います。
自分の意思で、これまでの人生とは異なる商品開発の道を目指すことになり、これまで避けてきた他人とのコミュニケーションと向き合う日々が始まり、ストレスと言いたいことが伝わらない自分にもどかしさを実感していました。
緊張することや、誇れる学歴、肩書もなく、外見にも自信がなくコンプレックスの塊でした。
接点のない初めての相手と対峙すると、圧倒的な負け感からスタートするため、表情がこわばり、会話もたどたどしかったのが悩みでありました。
経営者のコミュニティに入会し、接点のなさそうな人達と時間を共にすることが苦痛でたまりませんでした。
自分の性格から、一度ズル休みをすると二度と行かないことになると思い、続けることが治療になるのではと感じながら、参加していたのを覚えております。
話し方講座を受けて感じた変化・効果
坂本さんと出会って、少しずつ状況が変わり始めました。坂本さんの指導のお陰で、今は色んな会場に参加しております。
少しずつ、顔を覚えてもらい初対面の人に抱いていた圧倒的な負け感は消滅しました。
人との出会いを楽しめる自分が顔を出し始めていることを自覚しております。
発明のものづくりなどでも、思うように結果が出なく、辛く逃げたい状況があります。しかし、続けることで変化が生まれます。人との会話も同様であると感じるところです。
まだまだ経験と努力が必要です。話す才能に恵まれた人と出会うと刺激になります。
坂本さんの仰る『アナウンサー言葉』ではなく、僕は自分の想いを伝える会話が出来、ストレスなく向き合える自分を目標にと思います。
長文になりましたが、経営者のコミュニティでお会いする社長さんでも、何を言っているのかわからない会話をする方や、突然来なくなる方はいらっしゃいます。以前の僕同様と感じます。坂本さんのお客さんは存在していると感じます。
また、会話術の壁にぶつかった時は、ご指導宜しくお願い致します。有難うございます。
感想を受けて
私も経営者のコミュニティに参加することがありまして、本当に多種多様な業種の方がいらっしゃいます。
経営者だからといって、全員が社交的だったり、初対面の人とすぐに打ち解けて話せるというわけではないのですね。
それでも立場としては自分が出なければならないこともある…今回ご感想をくださった製造業の男性のように、そんな葛藤がある方が多いのではないでしょうか。
ビースマートの話し方講座は、キレイな声でマナーを守って話すとか、抑揚をつけましょうといったアナウンサー言葉ではなく、
例えば、
- 名刺交換の時に何を話せばいいのか
- 人前で話すときに堂々と魅せるにはどうすればいいのか
- 断りたい誘いを受けたらどう返したらいいのか
というシチュエーションを想定してレクチャーすることも可能です。
コミュニケーションをもっとスムーズに取れたら…そうお悩みの経営者さんのお力になれます。
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